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海ロデオ体験イベントに潜入!2020年8月、リアルな様子をカナヅチがレポートするの巻

8月4日、鎌倉市材木海岸で「海ロデオ体験イベント」が海のそなえプロジェクト実行委員会により開催され、18名の小学生たちが参加しました。今回はこちらのイベントに海のそなえ事務局新人、小学19年生のインドア代表、三輪がこっそり潜入!レポートをお届けします。

前回カナヅチなりに「海ロデオとは?」を書いた私ですが、海ロデオのイベントは今回が初!実際に子どもたちが海ロデオにチャレンジし、ヒーローとして輝く姿を見られるということで、とても楽しみにしていたんです!

そんな期待で胸をワクワクさせて迎えた当日、照りつける太陽、きらめく波に、潮風が吹く広い空…。開始前から夏全開の雰囲気に、海に来るの自体リアルに4年ぶりの私は圧倒されていました。まさにこれ、『ぼくのなつやすみ※』だ〜!!とエモーショナルかつノスタルジックな気分も加速します。

※編集部注/2006年に一作目が発売された家庭用ゲーム機用ゲームソフトの人気シリーズ。夏休みに田舎へ預けられた主人公「ボク」の目線で、虫取りや魚釣りなど、自然を満喫するストーリーが人気を博した。

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海に入るその前に…みんなで「そなえ」を学ぶ!

最初に、参加者の子どもたちが砂浜に集合。新型コロナウイルス感染症感染予防のため、密を避けてソーシャルディスタンスを確保していきます。今夏は、参加者がより安心できるイベント作りが欠かせませんよね。

そして運営スタッフから参加者の子どもたちへ、イベントについてわかりやすく説明が行われます。

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▲スケッチブックを使って、イラストとともに説明

「海は楽しく遊べるところであり、食材の源であり、輸送など移動に使われる場でもあり…私たちにとって守るべき大切な資源。そして海はときに危険なものでもあるので、安全対策を学ぶことが大切です」

そしてこの日、子どもたちを指導するライフセーバーの林さんから、自己紹介がてらご挨拶。

「こんにちは!今日みなさんと一緒に遊ぶ林亮太と申します。”リンちゃん”と呼んでください!」

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▲赤と黄のコスチュームに身を包んだのが林さん!

なるほど!
親しみやすいニックネームに、子どもたちの緊張が一気にほぐれました。リンちゃんは子どもたちと接する際は優しく、彼らの目線に合わせてコミュニケーションを取っていきます。カッコいい頼れるお兄さんです。

明るい太陽のようなリンちゃんのもと、子どもたちは海のリスクと緊急時のルールを学び、2人組の「バディ」を組んで、準備体操やライフジャケットの装着などを行います。

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はやる気持ちをちょっとだけおさえて、すぐに海に入るのではなく、事前にきちんと準備(=そなえ)をしておく必要性を、実際に行いながら楽しみつつ学びます。

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カラフルなライフジャケットは子どもたちに人気の様子!
着心地は?「全然苦しくないし、いやじゃない!」

みんな積極的にライフジャケットを身につけています。ライフジャケットを正しくつけると水の中でも身体が沈まないだけでなく、障害物から身体を守ったり、保温効果があったりもするんですって。皆さん、ご存知でしたか?

参加者の子どもたちの中には、Myライフジャケットを持っている子もいました!すばらしい(拍手)

私も幼少期にライフジャケットをつけて海デビューしていたら、水と友達になって今頃スイスイと泳いでいたかもしれません…(遠い目)。


早く海に入りたくてうずうずしている子は、リンちゃんがしっかりフォロー。「ちゃんと準備しておかないと、事故が起きてからでは遅いんだよ!さぁ、一緒にやろう!」とやさしく声をかけながら、「そなえ」を進めます。

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▲なにやら相談中の様子、ヒーローとして命を守るためにはお互いの連携が不可欠なのです

そして、子どもたち同士でもフォローをし合う姿が。ぼんやりして点呼を忘れている子に、上級生の子が声をかけてあげるように、参加者同士の協力が自然と行われるようになっていました。子どもたちの理解力の速さや団結力に、大人の私は深く感心!思わず後ろ姿を撮影してしまいました。ナイス絆!少年少女のきらめく夏の友情〜!!


いよいよ入水、海ロデオのオリジナル遊びにみんなで挑戦!

砂浜での準備が終わったら、いよいよ海に入ります!真夏の海に、子どもたちは「あったか〜い!」と声を上げます。私も足首まで海水に浸かると、たしかに、予想よりぬるめの温度で心地いい!その一方、足元の揺れる動く波をじっと見ていると、グワングワンと目の前が歪み、なんだか目が回りそうに…。

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「海ロデオ 五つの流儀」にある「雲と海の流れはすぐ変わる。 常に景色の変化にそなえるんだ」を、私なりに実感しました。

海に入った子どもたちは、身体の力を抜いてライフジャケットの力でぷかぷかと浮かんでみます。まるでラッコのようにリラックスしながら、海が動いているのを感じている模様。

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続いてはスポンジボードを使った遊び!終始子どもたちの笑い声や楽しそうな声が聞こえてきます。いいなぁ…今すぐ小学生に戻ってみんなにまざりたい…!

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ボードの上でバランスをとりながらポーズをとったり、バディでロープを引っ張り合ったり、みんなでボートに乗った状態で手をつないで輪になったりします。

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参加した子どもたちに感想を聞くと、「バランスをとるのも結構かんたん!楽しかった!」、「水の中に入るのが気持ちよかった!」などなど、海を安全に楽しめたようです!

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ボードで波に乗りながら砂浜までスイーッと浜の方に帰ってくる子どもたち。まだまだ海が名残惜しい様子でしたが、ここでオリジナル海遊びは終了です。


最後、リンちゃんからみんなへ質問。「今日何が学べたかな?」という問いに、「海には流れがあるとわかった」「安全について考えられた」との回答が。海慣れしている上級者の子から海でそんなに遊んだ経験がない小さな子まで、さまざまな参加者がいましたが、プログラムを通して、各々が海について学びを得られたようです。

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イベントの最後に、海ロデオをマスターしたヒーローの証として、参加者全員に缶バッチが配られます。満点のスマイルがまぶしいですね〜!


イベント主催者にお話を聞いてみました!

海ロデオ体験終了後、メインで子どもたちを指導していたライフセーバーのリンちゃんこと林亮太さんと、イベントを主宰する神谷幸鹿さんに、お話をうかがいました!

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ライフセーバー林亮太さん(リンちゃん):
水慣れしている子も苦手な子も、みんなが海を楽しめるような接し方を心掛けています。子どもたちの目線に合わせ、歩幅を合わせ、声かけすることで恐怖心を和らげて安心感を与えられるようにしていますね。

今年は海水浴場が開かれない場所も多いので、SNSの活用や地域の方への呼びかけも含めて未然事故防止の活動に努めています。
海のそなえ推進プロジェクト 海ロデオ担当神谷鹿幸さん:
海ロデオは今年で2年目。昨年の取り組みの結果を生かしたイベント作りをしています。小さな子どもたちでも飽きないように、そして炎天下の中で体調を崩さないよう、水分補給をさせつつ各あそびをコンパクトに、イベント全体も1時間程度でおさまるようにしています。


インドア代表の私が見た「海ロデオ」。その実態は?

もっとも印象的だったのは、本当に楽しそうにしていた参加者の姿です。

カラダ全身で海を遊びつくそうとする子どもたち。そして子どもたちの楽しむ気持ちを見守りながら、サポートをするライフセイバーや運営スタッフといった大人たち。

柔軟で吸収力の高い子どもたちの積極的なエネルギーを学びの方向に導き、海体験を通して「装備」・「知識」・「行動」を、しっかり伝えるプログラムとなっていました!

全力で楽しみながら安全が学べる海ロデオ。
みなさま、ぜひ1度、参加してみてはいかがでしょうか?


子どもも大人も大満足の「海ロデオ」マニュアルは、動画を公開中!
https://www.youtube.com/watch?v=8Hpo6C-1UBA

昨年から体験イベントが始まった海ロデオは、昨年の反省をふまえ、さらに充実した内容に見直しが行われています。海に慣れている子もそうでない子も、みんなが楽しく海の「そなえ」を学べる充実した内容のイベントとなっていますよ!


「子どもたちへの指導のために、マニュアルを活用したい」という方は、フッターの「クリエイターへのお問合せ」から、ご連絡くださいね。

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減らない海辺の事故、毎年平均30人もの子どもたちが犠牲となっている現状を変えるために活動しています。海辺のワクワクを安全に。noteでは最新の活動とメンバーの想いをお伝えします。私たちの活動は「海と日本PROJECT」の一環で実施しています。http://uminohi.jp/

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