見出し画像

紫外線のこと、海水温の違い、子連れで海へ行く最適な日を教えます/海のお天気教室note版

いざ「海へ行こう!」と決めたとき、気になるのが天気のことではありませんか?

お子さん連れだとなおさら。そこで、全国のお子さんを持つ読者の皆さんに、思いきり楽しく、かつ安全に過ごしてほしいと思った海のそなえ事務局は、気象予報士である今井明子さんにインタビューを行いました!

実際にお子さんを持つ保護者の方から質問を集め、リアルな疑問に答えていただいています。質問に「あるある〜」と思いながら、「メモメモ〜」と思わず記したくなるお役立ち情報を盛り込みましたので、ぜひお読みください。

画像1

今井明子さん
京都大学農学部卒。酒メーカー商品企画や印刷会社営業職などを経て、現在はサイエンスライターとして活躍中。最新著書『こちら、横浜国大「そらの研究室」! 天気と気象の特別授業』(三笠書房)発売中。気象予報士として、お天気教室や防災講座の講師、気象科学館の解説員も務める。

お悩み①
子どもにあまり日焼けをさせたくないのですが、天気や、海の中や陸などで紫外線の強さに差は出るのでしょうか?

画像2

今井:
雲の間から太陽が出ているような時は、雲の散乱光というのが加わって、快晴より紫外線量が多くなることがあります。ただ、通常は快晴の日の方が強いですね。

そのほか紫外線量は、場所による照り返しでかなり変わってきます。照り返し量は砂浜が10〜25%、水面では10〜20%ほど。アスファルトの照り返しが10%なので、海辺は照り返しが量が多い傾向にあります。日焼けがしやすい状況にあるので、手足にもしっかり日焼け止めを塗ってください。

ちなみに水の中で日焼けはしないため、水面から出している顔だけが焼けてしまう可能性があります。ラッシュガードを着ていても顔は守れないので、日焼けを防ぎたいなら、こまめに日焼け止めを塗り直しましょう!

そのほか、海岸にテントを張って休むこともおすすめです。ただし、熱気がこもりやすくもあるため、しっかり水分を補給するなど熱中症対策をしながら休憩してくださいね。

【紫外線ポイント】
・砂浜や水面は照り返しが強いので日焼けに注意
・手足、顔の日焼け対策をしっかり行う
・水の中で日焼けはしない


お悩み②
天気によって海水温は変わりますか?海水温が低いとき、注意した方が良いことはありますか?

画像3

今井:
海の温度は、おもに水深が関係しています。遠浅で潮の流れが少ないところは、天気によって左右されやすいんです。晴れた夏の日は温度が高くなって40度くらいのぬるいお風呂状態になることもありますよ。

海水温が低いときに気をつけた方がいいことは、休憩をしっかり取ること。体の冷えに関していうと、陸にあがったときの方が寒い場合があるので要注意です。

風があると体が冷えやすいので、タオルで体の水分をふき取ってあげてください。また、ラッシュガードも着っぱなしだと冷えることがあるので、気をつけて見てあげてくださいね。

【海水温ポイント】
・遠浅で潮の流れがおだやかな海は天気の影響を受けやすい
・海より陸の方が寒い場合があるので、その際はタオルで水をふき取る


お悩み③
子ども連れで海へ行くときの最適な天気を教えてください!悪天候になるときの兆候も知りたいです。

画像4

今井:
晴れて風のない日がベストですね。
ただし、晴れていても台風がどこかで発生していた場合や低気圧が近づいている場合、“うねり”という波になって海岸に到達することがあります。天気予報で波の高さなどをチェックしてください。

海へ行く際に便利なのが、天気予報のサイトなどにある「マリンレジャー」などのカテゴリ。海岸ごとに波の高さや潮位を示しているものが多いので、参考になりますよ!

お出かけを検討した方が良いのは、気温が低い涼しそうな日ですね。もし海へ行ったとしても、休憩を多めにとって体を休ませるなど、お子さんと相談しながらお過ごしください。

【お出かけ天気ポイント】
・晴れて風がない日が良い
・台風や低気圧によるうねりが起きていないか、天気予報をチェックする
・天気予報ではレジャー、マリンレジャーのカテゴリがわかりやすい


今井さん、ありがとうございました!
パパママから寄せられた、海へ行く際に役立つ紫外線・海水温・ベストな天気についてをご紹介しました。具体的なポイントを交えて教えていただき、かなり実践的な内容になっています。

当日は海あそびに夢中になってしまうかもしれないので、事前にご自宅で一度、お子さんを交えて海での過ごし方について話し合ってみてはいかがでしょうか。当日のコミュニケーションにもつながると思うので、お子さんやご家族内で海の知識を深めて、楽しい夏をお過ごしください。

雨、雷、風について知りたい方は、こちらの記事で詳しくお聞きしているので、ぜひお読みください!
https://sonae.uminohi.jp/n/n8f001115f686
今井明子さんの最新情報は公式ブログからチェックhttps://ameblo.jp/madameakiko/

今後も海や子どもにまつわる情報を発信していきます。 ぜひ公式Twitterをフォローして最新情報をチェックしてくださいね。

ありがとうございます!SNSでシェアしてくれるとさらに喜びます
10
減らない海辺の事故、毎年平均30人もの子どもたちが犠牲となっている現状を変えるために活動しています。海辺のワクワクを安全に。noteでは最新の活動とメンバーの想いをお伝えします。私たちの活動は「海と日本PROJECT」の一環で実施しています。http://uminohi.jp/

こちらでもピックアップされています

海の学びDATAノート
海の学びDATAノート
  • 14本

ご家庭や学校で使える、海について学べる教材やマニュアル、情報を公開しています。海の危険生物やライフジャケット着用方法など、海で役立つ知識や情報を詰め込みました。